極寒の救世主! 鍋は一体どうやってつくられているのか!?

皆様こんにちは。HYです。

お正月も終わりましたがまだまだ真冬。

冬の寒さに日常的に晒されると体だけでなく心も荒んでいきますよね。しかしそんな季節だからこそ輝く料理もあります。

そう。極寒の救世主、鍋料理です。

手間暇かけなくて済むのが鍋料理の良いところです。鍋の素と具材を鍋にぶち込んで煮込む。これだけで立派に栄養が取れるなんてどれだけ人類に都合がいい料理なのでしょうか。最近はお野菜の値段が上がっているので以前より気軽に食卓に並べる事はなくなりましたが…。

ここからおすすめ鍋料理レシピを書いていきたいところですが先述した通り私は鍋の素と具材をぶち込むザ・男鍋しか出来ないのでここでは日新らしく”鍋”そのものに着目していきたいと思います。

鍋は世界の食文化には欠かせない道具であることは間違いありません。アルミニウム、ステンレス、銅…など材質も様々です。

そんな我々の心をつかんで離さない鍋ですが金属製の鍋であれば実は弊社でも取り扱っている板金加工技術が使われていたりします。その技術の名は「絞り加工」! 

絞り加工とは板金加工法の一つです。一枚の金属板から金型を使用して円筒や角筒など様々な形状の容器を製作することが出来ます。絞り加工で作られた製品は繋ぎ目がなく、よく見かけるお鍋の形に近いです。

絞り加工の歴史は古く、日本の金属工芸品にも絞り加工が多数使われています。

加工対象の金属板を金槌などで叩き、反対側から当て金と呼ばれる鉄材で挟み込みます。叩く回数は製品にもよりますが数千回~数万回! 叩き続けることにより、一枚の金属板が立体的な形状に変化していくというわけですね。

さて現代では絞り加工は手作業をプレス機に置き換えて加工回数を激減させました。

手順としてはダイ(雌型)とパンチ(雄型)と呼ばれる金型をプレス加工機にセットして、しわ押え(プランクホルダー)で金属板(プランク)をがっちりと捉えてプレス加工していきます。

しわ押えがないと完成時にしわが生まれてしまい、割れなど不良の原因になってしまいます。

絞り加工は難易度の高い板金加工です。熟練の技術者が的確な加工条件を揃えることで初めて成功します。

日新産業は熟練の技術者が勢揃い! 絞り加工も勿論対応しております!

もし絞り加工でお困りの事があれば是非弊社にお問い合わせください!

それでは鍋はもつ鍋が一番好きなHYでした~。それではまた!

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