初めての万博に夜から参加する男

どうも皆さんこんにちは。HYと申します。

このブログがアップロードされている頃にはGWも終わり、6月って祝日ないからつれーよなハハハとお決まりの話題で盛り上がってるのではないでしょうか。

もしかするとGW中に今絶賛開催中の大阪万博博覧会に行かれた方もいらっしゃるのでは?

かくいう私も万博に行ってきました!

…夜間券ですが。夜間券は17:00からの入場ですが値段も一日券と比べてお得なのです。

開催前から賛否両論あった万博ですが開催されたからには楽しまにゃ損損といった方が多いのか今のところ入場者数はそれなりに多いようです。

イベントというものはせっかくなら楽しんだほうがいいという事を短い人生なりに理解してきた今日この頃。

学生時分に文化祭や体育祭を冷めた目で斜めから見ていた自分との決別ともいえます。

夕方になると遠方から来た方はホテルに帰ったり帰宅の準備をするから午前中よりは混雑しないと聞いていました。確かに見渡す限り人人ヒトォ!ホモサピエンス!といったコミケを彷彿させるような状況ではありませんでした。やはり夜間券は結構お買い得かもしれません。

入場するとイメージキャラクターのミャクミャクと木造リングがお出迎え。今まで画面越しの存在だった建造物が目の前に現れると大なり小なり感動しますね。

木造リングをくぐると…

 

多種多様なパビリオンが眼前に!各国が建造したパビリオンの外観を見るだけでも楽しめますね。

こんな奇天烈な建物が立ち並んでいる光景は日本中ここだけだと思うので非日常感を味わうにはぴったりの場所です。生まれて初めて秋葉原に着いたとき二次元キャラがそこら中の建物や看板に溢れていて「なんてふざけた街だ…気に入ったぜ…」と心の中で親指を立てていた記憶を思い出しました。

とりあえず歩いて面白そうなパビリオンがあったら立ち寄りますか!

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というか…

広すぎる!!!!!!

歩けど歩けど果てが見えません。まぁリングは円なので果てはないんですが。

パビリオンを見ているだけで楽しめるのでそこまで疲れはしませんが、どのパビリオンも面白そうだけどもう少し先に行けばもっと面白そうなパビリオンがあるかも…と無限体力消耗編に突入します。

このままでは永遠に入館出来ないので並ばずには入れて、かつ気になったパビリオンから楽しむことにしました。

最初は「夜の地球館」です。

伝統工芸品である輪島塗を巨大な地球儀に施した展示品です。展示品を見る前に紹介映像があるのですがそちらを鑑賞してからいざ目の当たりにすると

日本の職人芸の凄さに圧倒されます。技術の結晶といえるでしょう。是非見ていただきたい展示品の一つです。

他にも蒔絵で世界の主要都市が描かれていたりなどそこまで大きくない展示会場にも関わらず大満足でした。

次はトルコ館!

展示数はそこまで多くないですね。どちらかというとパビリオン内にあるレストランがメインなのかもしれません。僕は食べていませんがトルコ料理は美味しいと風のうわさで聞いたことがあります。万博では世界中の料理を食べる機会があるというのも素晴らしいですね!そちらをメインに据えている人も絶対いる筈です。

(巨大な顔面がトルココーヒーについて教えてくれたりします)

次はスペイン館!

パビリオンがかっこいい!夕方の時間帯だったので電飾がオレンジ色に光っています。更になんと夜が深まると

うわ!かっこよ!なんとライトアップの色が時間帯で変更されるそうです。これは是非現地で確認してほしいですね。

展示も今までのスペインのイメージを一新するような内容でした。スペインは島国ではないですが海洋国であり海洋保全や環境保全などに気を配っていることが伺える内容でしたね。

日本との関係もスペインの難破船を日本の海女さん達が助けた過去があったりなど学校の授業では習わないようなところまで展示されていました。

そしてなんとスペイン館にもレストランが併設されています。まだまだパビリオンを回りたかった僕はひとまずスペイン館を後にしますがこの行動が泣きを見る羽目に…。

次はブルガリア館!

ブルガリア館は自国の紹介を映像メインで行う展示でしたね。ブルガリアといえばブルガリアヨーグルトですが意外にもITに強い国だと紹介映像で知ることが出来ました。

このあたりから携帯電話のバッテリーが二割を切ったので写真の数が極端に減っていきます。万博に行かれる方はモバイルバッテリーを忘れずに!!!(当たり前)

そしてブルガリア館から少し歩くと…

みんな大好きガンダムです!数年前に横浜で実物大の動くガンダムが話題になっていましたがそちらを再利用したものになります。

再利用とはいっても万博仕様にデザインの変更がなされていますし、ライトアップされているガンダムを見ると心の底から湧き上がってくる熱い想いを感じますね。

燃え上れガンダム。

ちなみにガンダムのパビリオンは超絶人気で予約は必須です。当日予約もあるらしいので予約取れなかった人もあきらめないでください!

ガンダムを見た後はオーストラリア館に入館。

ユーカリの木にモニターが埋め込まれていてコアラやトカゲなどが生活している様子が伺えます。深呼吸するとユーカリの木の匂いも鼻孔に入ってきますよ。

オーストラリア館はパビリオンの外にイベントスペースがあってそこでイベントを定期的に行っている様子でした。

僕が行った時は何もイベントが行われていませんでした…。残念…。

次はサウジアラビア館!ここは気になっていたパビリオンです!

サウジアラビアのパビリオンは入館というよりサウジアラビアの街並みをそのまま持ってきたような他国のパビリオンとは一味違った光景が広がっていました。

2030年にはサウジアラビアも万博を開催するということでどんな万博を開催してくれるのか今から楽しみですね。

内容もサウジアラビアの環境保存から彼らが思い描く未来都市の話まで…特に未来都市の話はスケールが大きすぎてちょっと笑ってしまいました。

更にここではなんとサウジコーヒーが飲めます!デーツ(ナツメヤシの実)と一緒に頂けますので気になった方は是非ご賞味あれ!

そして先述した気になっていた理由ですが、なんとここもレストランが併設されており噂では滅茶苦茶旨いとのこと。日本で生活していては中々サウジアラビア飯を食べる機会はありません。

この時点で時計は全然見ていなかったですがお腹の空き具合から見て多分20時くらいだろうと推測。パビリオンのスタッフさんにレストランはどうやって入ればいいですかと聞いたところもうすでにラストオーダーは終わっていますとの返答が…! 慌てて時計を見ると20:30を過ぎてました…。

パビリオンに夢中になりすぎてしまいましたね…。この時間だとおそらくどこのレストランも閉店しているでしょう。レストランで食事をしたい場合は時間と心に余裕をもってパビリオンをめぐる必要がありますね…。

お腹が空いてトボトボと夜の万博を歩いていると何やら元気な声が。

「インドネシアパビリオンまだ見れまーす!」「入ってて~!」

インドネシア館のスタッフの皆さんが元気な声で呼び込みをしていました。大体のパビリオンが21:00までに閉館するので入館できるのは残り時間をみてもあと一つくらいです。丁度いいやと誘われるままに入りました。

インドネシアの新進気鋭のアーティストが自然と伝統文化を表現した彫刻や芸術品がインドネシアのジャングルをイメージした館内に展示されており、入ってすぐにかなり目を惹く展示になっていたと思います。

インドネシアの伝統工芸品である織物の展示、そして新首都の構想をジオラマにして展示していたりなどかなり凝った展示内容でしたね。

終わりかけにいった僕が悪いのですが時間帯が合えばインドネシアコーヒーを飲めたりするそうです。

ひとまずこのインドネシア館で散策は終了!おそらく入館したパビリオンの数は全体の1/8くらいではないでしょうか。

まだまだ有名どころには入っていませんし、リピートの機会を虎視眈々と狙っています…!

 

初めて万博に参加しましたが今まで名前くらいしか知らない国のパビリオンに入ってこんな歴史背景があるんだ、こんな文化があるんだと世界が広がる経験は中々ありませんし、ひとまず行けてよかったなと帰りの電車で思いました。

各国に様々な文化背景が存在するのと同じく日本にもどこに出しても恥ずかしくない文化・歴史があります。

技術立国としての地位を築いてきたこともあり日本とものづくりは切っても切り離せない縁があるでしょう。

製造業も日本を形成する大きな要素です。日新産業はこれからも日本・世界のために製造業界に貢献していきたいと思います。

 

さてものづくりといえば日新産業では試作品の金属・樹脂加工どちらでも承っております!

様々な機械がそろい踏みですのでこんな試作品どう作ればいいかわからない、短納期で納めてほしいなどお悩みがあればご相談ください!

それでは万博の通期パスを買い忘れていたHYでした~。それではまた~。

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