二回目の万博は朝から参加する男

どうも皆さまこんにちはHYです。

以前万博に夜から入場した記事を上げましたが、夜間入場でもかなり楽しめました。

もし朝から入場していれば倍は楽しめるはずでは?といった浅はかな皮算用でつい先日10時入場で万博に行ってきました!

入場予約した時点では梅雨前線発表前。当日雨が降らなければいいなぁと心配しておりました。この時はまだ・・・。

 

入場三日前

天気予報では当日の最高気温34℃の文字が無慈悲に赤色で表示されていました。

今週は熱中症には気をつけてくださいとの注意喚起のアナウンス…。

梅雨は一体どこへ・・・?

 

とはいえ今更日時の変更をしたところで今後どんどん暑くなるだけです。熱中症対策を万全に行えばなんとかなるだろうと判断し日程は変更せず入場を決行しました。

 

入場当日

入場ゲートの待ち時間で滝のような汗をかきました。思えばこの時間が一番辛かったかもしれません。入場者は屋根などないゲート前で足止めされるのでほぼ全員が直射日光に晒されます。

しかし無策で挑むHYではありません。熱中症対策その1にして最終兵器、日傘の登場です。

皆さんご存じの通り日傘は別名「持ち歩ける影(ポケットオブダークネス)」と呼ばれています。

え?聞いたことない?・・・確かに僕しか言っていないかもしれません。今後流行ってくれませんかね。その際は名付け親としてテレビに出ます。

しかし実際のところ、他の入場者も男女問わず日傘をさしています。日傘は女性が差すものなんて石器時代の常識です。令和ではジェンダーフリー、性別問わず差しています。

差さない場合と比べると体感ですが2℃は違うように感じます。差すことに抵抗がある方も恥ずかしがらず「持ち歩ける影(ポケットオブダークネスもしくはポケダク)」を使ってみてください。

万博入場後、どうせ昼食はどこも混むだろうし早めに食べようというわけでアラブ首長国連邦のパビリオンに来ました。

ここでは現地の料理が食べられるということで期待が高まります。

異国情緒感じる料理ですね。本当は併設されているレストランで食べたかったですが一時間半待ちだとスタッフに告げられたので流石にテイクアウトに切り替えました。

こちらのミルクはラクダミルク。その名の通りラクダからとれたミルクです。このラクダミルクが滅茶苦茶美味しいんですよね。主観ですがココナッツミルクに近い気がします。

他の料理も美味しく、特にこのイクラのようなスイーツ、サーゴは本当に今まで食べた事のない味がしました。こういった新しい体験が出来るのも万博の醍醐味ですね。少々食い意地が張っている気がしますが・・・。

お次はバーレーン。パビリオンの外観を撮影するのを忘れていました…。バーレーンの帆船と日本の木組みの技術を融合させたカッコいい外観ですのでどうぞ現地でお確かめください・・・!

展示内容は素晴らしくほとんどの展示物には触れますし、匂いをかげます。

真珠の匂いなんて初めて嗅ぎましたね・・・。

サウジアラビアやカタールに近く、面積もほぼ琵琶湖くらいとかなり小さな国ですがF1レースや真珠の養殖などが盛んな国のようです。カフェも併設されていますし是非お立ち寄り下さい。

次はトルクメニスタンのパビリオンです。

万博開催当時、結構話題になっていたトルクメニスタン。日本からはビザの関係もあり渡航が難しい国のため、パビリオンを建設してどういった国か教えて頂けるのはありがたいですね。

入場してすぐにトルクメニスタン大統領の肖像画がお出迎え。トルクメニスタンはかなり強い大統領制のようでほぼ独裁体制だそうです。ネットやSNSも検閲されており、かなり謎に包まれた国…。

色々展示を見ましたがアハルテケ馬という「黄金の名馬」と呼ばれるくらい美しい名馬の生産地だそうです。画像はアハルテケ馬の装飾具ですね。パビリオンの壁に映し出されていたシアターにもアハルテケ馬が再三登場していました。間違いなく無理だったと思いますが実際にアハルテケ馬を連れてきてほしかったですね…。黄金に輝く毛並みとやらをこの目で見てみたかった…。

パビリオンから退館した後は炎天下へ。あまりにも強い日差しが降り注ぎ、日傘を差しているにも関わらず体から力が抜けていきます。

とりあえず日陰で冷たいものでも飲もうと思い、近くにあったオマーンのパビリオンが併設しているカフェへ。

ひとまずコーヒーとちょっとしたお菓子を注文。普段はアイスコーヒーなんて頼みませんが、何やら日本のコーヒーとは一味違う様子。これは試さざるを得ませんね。

見た目はあまりにも普通のアイスコーヒーですが、飲んでみるとなんと目が覚めるくらいスパイスを感じられます。どうやらオマーンではコーヒーにスパイスを入れるのが日常のようです。このコーヒーを飲んでからみるみる体にエネルギーが満ち満ちてきたので、スパイスの効能に驚くばかりです。コンビニとかで売ってくれたら常飲したいですね。

そして隣はハルヴァ大福。ハルヴァとは中東などで食べられている伝統的な甘い練り菓子のようなものです。出会うはずもなかった中東の伝統的なお菓子と日本の伝統的な和菓子とのコラボ、燃えますね。詳細な写真を撮ってなかったのが悔やまれますが大変美味しかったです。食べ慣れている大福の味から急に異国の風景が浮かび上がってくるので、お手軽に旅行が出来た気分になります。

オマーンで涼んだ後はコモンズ館へ。コモンズ館とは複数の国や地域が同じ建物内でブースを区切り、共同出展しているパビリオンです。このコモンズ館ほとんど並ばずに入れる上にいろいろな国の展示が見れるので好奇心を満たすにはもってこいの場所ですね。

全然知らなかったのですが例えばパキスタンは岩塩が有名なので岩塩を中心にした展示になっていたりとか・・・。ピンクソルトって名前らしいですね。遠目から見たときに生肉が串に刺さっているのかと思いましたが近づくと宝石のような美しさでした。

ジャマイカの展示に行くと・・・こ、これは!超面白映画「クールランニング」に出てくるボブスレー・・・!!??

ジャマイカは雪の降らない地域。そんな国でオリンピックのボブスレー競技の為に結成されたチームのお話です。なんと実話を基に作られています。

HYが学生の頃、自習の時間に教師がこの映画を流したのがきっかけで知りました。最初は全く関心を示さず好き勝手に騒いでいたクラスメイトがストーリーの終盤に近付くにつれてどんどん静まり返っていき、クライマックスには感動して泣きだす生徒もいました。まぁその中に僕も含まれていますけど。人間は本当に面白いものには理屈抜きで黙ってしまうんだなと学生ながら感心していましたね。どうやらディズニー+で観れるそうなのでまだ観ていない方は是非!

当然映画で使われていた大道具ではなく、ボブスレー代表チームのトレーニング用らしいですがジャマイカのボブスレーを見れる機会なんて滅多にありません。乗り込んでいいとのことだったので当然乗り込ませていただきました。これだけで万博のチケット代の元が取れたような気がします。

人類最速の男。ウサイン・ボルトもいました。前から思ってましたが名前がすでに速そうですよね。ジャマイカは全体的にビビッドな色使いが多いので楽しい気分にさせてくれます。

こちらはクロアチアの展示。「アドリア海の真珠」と呼ばれるドゥブロヴニクという都市を有する国ですね。魔女の宅急便のモデルになったとも言われています。日本より遥か遠くの東欧の国。ヨーロピアンな展示になっているかと思いきゃ・・・

チューブカーテンでした。ヨーロピアンは何処…。

ただブースの展示自体は面白くこの無数のチューブには温度の違う水が流れており、それらを組み合わせることによってクロアチア国内の気温を再現しているそうです。実際に入ってみると滅茶苦茶涼しくもしかして六月なのに茹だるような暑さの日本が異常なのか!と再認識しました。

コモンズ館、歩き回るだけで様々な国の文化が懐に飛び込んでくるので情報のシャワーを浴びたい方はおすすめです。あと冷房があるので夏場はもちろんおすすめです。

その後はアゼルバイジャン館に行ったり…

ポーランド館でご飯を食べたりしました。餃子かと思われた方正解です。ポーランドの餃子、ピエロギですね。

ポーランドの家庭料理といったラインナップですね。ピエロギは餃子だと思って食べるとまた違った風味を感じます。なんだかんだいって異国情緒を感じるには食べ物からですね!

他にも色々と巡りましたが21:00になったので帰路に着きました。

二回目でも初回に見劣りしない感動がありました。というかまだ入っていないパビリオンが山のようにありますし、当日予約を何回も試みましたが幸運の女神は微笑まず全落ち。まだまだ通う必要がありそうです。継続は力なり。10月まで出来るだけ万博に通いたいですね。

継続は力なりといえば・・・?

日新産業株式会社は試作を続けて50年!

まだまだものづくりの会社として邁進してまいります!

様々な機械がそろい踏みですのでこんな試作品どう作ればいいかわからない、短納期で納めてほしいなどお悩みがあればご相談ください!

それではまたまた万博の通期パスを買い忘れていたHYでした~。それでは~。

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