1号&2号

もう随分前のことのように思いますが・・・

未来モノづくり国際EXPO 2025

にお越しいただいた皆様

展示台にもお気づき頂いたでしょうか!?

 

「展示台1号&2号」
 と名が付いていたかは不明ですが

今回の展覧会に合わせて
日新産業の名前入りで作って頂きました

会場でレンタルもできるし、既製品を持ち込んでも良かったのですが
今回の展示会は
みんなで参加しよう!!という裏テーマもあり
お話を持ち掛けたところ
快諾してくれたそうです

さすが!!!

材料は、アルマイト材を使用
予めアルマイト処理されたアルミ板なので素地よりも表面がキレイです
板厚は1.5㎜、2㎜、3㎜を使用
在庫品からこっそり調達してくれました
日頃、よく使う材料のひとつです

データ作成にはさほど手こずることはなかったそうですが
ざっくりした「こんな風にしてほしい」のイメージを
形にしていくのは、とても苦労したとおっしゃっていました

休み時間、休日、寝る間を惜しんで考えてくださいました
(本人談)
やはり、ゼロから何かを生みだすのは並大抵のことではありませんね

いよいよ製作スタートです

製作現場の様子をカメラに収めるため
ブレーキプレス現場へ直行猛ダッシュ

AチームのY氏を筆頭に作ってくださいました

製作工程としては
まず、定尺板をレーザーでカットします

土台の板にレーザーで文字を抜きます
組立用の穴もあけておきます

抜いた文字は産廃へ連れていかれたそうです・・・
フォントがかわいかったので欲しかったなぁ~(何に使うかはわかりませんが・・・)

完成後、素肌に当たって怪我する可能性があるので
ちゃんと、バリ取り機でキレイに仕上げてくれていました

次に
ブレーキで曲げていきます

パーツが出来たので組み立ててみます
何度も止めたり外したりするので、蝶ボルトにしてくださいました

文字を抜いたところに、スプレー塗装した板を裏から貼り付けて
パッと目の引く仕上がりに!
何色か検討し、黄色と青色のコラボレーションが採用されました
(ん!?どこかで見たような配色・・・)

最後に、仕上げの調整をします

一旦、完成です

この後、何度も調整を重ねてくださいました

通常仕事の合間の製作のため
私が見学できたのは、ごく一部です
しかし、普段は立ち止まってじっくり作業風景を見学
できるタイミングがありませんので
興味深かったです

ところで
四隅の角がキレイに曲げ跡を残した仕上げとなっており
おしゃれに出来上がっていたのはお気づきでしょうか

通常のお仕事であれば、打痕、傷等が付かないように
アルミ板に貼られている保護シートの上に
更に保護するシートを当てて曲げ加工しますが
今回は、手作り感を強調するために、あえて保護シートは一枚のまま曲げ加工

するとこのように、キレイな模様となって曲げ跡が残せるそうです

曲げ作業が、あまりにも、すすっと作業されていたので
目検討で曲げているのか?と聞いてしまいましたが
ちゃんと綿密に計算されておりました

日新産業は工業製品を作っておりますので
交差やバリなどには厳しくチェックが入りますが
見ためのアート的なデザインが求められる仕事は殆ど無いかも・・・

今回、営業と現場がタッグを組み、普段と違う製品を作ることで
楽しさや難しさを経験致しました

新しい絆が生まれたのは言うまでもありませんね

次回展示会をお楽しみに~!!!

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