すべてがNになる

皆さまこんにちは。HYです。

生命の危機をオールウェイズ感じる猛暑の中いかがお過ごしでしょうか。私は無事、太陽のアンチに成り果てました。

曇りになると「当分その面見せるんじゃねえぞ!!」と天に向かって絶叫しております。

この猛暑も二カ月ほど続いておりますが、そんな暑さに負けずホットな催しも行われておりました。

万博?いいえ。「未来モノづくり国際EXPO」です。

弊社のブログでもみよっちが何度も紹介してくれました。

未来モノづくり国際EXPO 2025

未来モノづくり国際EXPO 2025 直前!

未来モノづくり国際EXPO ありがとうございました

この展示会に向けてブースに飾る展示品も新しく製作するなど気合が入っておりました。

その甲斐もあって様々な方々が来訪して下さいました。

弊社の業務内容に関心を持っていただきありがとうございました!

さて、様々なお客様の衆目を集めた展示品たちですが、ここで未来モノづくり国際EXPOの為に新しく製作した一品をご紹介しましょう。

N(ミャクミャクカラー)です。どでかいアルミの塊を機械加工で削っております。

 

ご推察の通り、日新産業の頭文字であるNですね。この一文字に日新産業の技術力の一端を感じられるべく製作致しました。日新(Nissin)といえばNに始まりNに終わりますからね!

この展示品ですが、ビビッドな赤色部分(ミャクミャクで例えるのであれば目の部分)をなんと引き抜けます。

引き抜くと・・・なんとぽっかりと空洞が!Nの斜めの線状に穴を開けてそこにパイプを差し込んでいたわけですね~。

でもこんなに大きくて深い穴って加工するのが難しそうだと思いませんか??

こちらの展示品は先述しました通り機械加工で製作されています。機械加工はいわゆる縦型マシニングセンタを利用することが多いです。マシニングセンタって何?と疑問に思われた方はこちらの記事をご覧ください。

マシニングセンタとはなんぞや??

弊社では縦型マシニングセンタを複数台稼働させて短納期対応や高難度製品に対応しております。しかし今回の展示品のように深くて長い穴を加工しようと思うと縦型マシニングセンタでは少々難しいのです。大きくて深い穴を切削するという事は大きくて長い工具をマシニングセンタに取り付ける事とイコールです。縦型マシニングセンタに取り付けた場合、底の位置を動かせることは出来ないのでどうしても加工範囲が限定されてしまいます。え?じゃあ手詰まりってこと・・・?

テーブル形横中ぐりフライス盤BTD-200QF

ファビラス!! 弊社では

「テーブル形横中ぐりフライス盤くん

(長いので以下横中ぐりくん)

が活躍しているので深くて長い穴も加工できます!

縦型マシニングセンタでは取り付けることが難しかった大きくて長い工具も横中ぐりくんなら加工範囲に余裕があるため、問題なく取り付けられます。

ボーリング加工をするため、φ60の巨大ドリルを取り付けて・・・

加工!!

420mmの深穴で入り口から出口までH7精度の綺麗な穴を加工出来ました。こんなに工具が大きい理由は切削するときに軸がぶれないようにするためだそうです。

横中ぐりくんのおかげで弊社は製作可能な製品の幅がかなり広いというわけですね。

勿論、横中ぐりくんがいれば縦型マシニングセンタなんていらねーじゃん!ってわけでもなく横に広い分場所もとりますし、段取りに時間もかかります。それに加工速度も縦型マシニングセンタには敵いません。どんなマシンも一長一短あるってことですね。

とはいえ多種多様な機械が揃っているのは日新産業の特徴です。

他社で断られたご依頼も日新産業なら製作できるかもしれません。

まずはお電話・お問い合わせを!経験豊かなスタッフが懇切丁寧に対応致します!

なんでもご相談くださいね~

それではHYでした~!

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