バイカラー

身近な金属と言えば
硬貨もその一つではないでしょうか

2021年から発行された
新500円玉はニッケル黄銅と白銅
特徴は、フランス館の万博限定クロワッサンにもあった
2色構造のバイカラー
クロワッサンに補強は必要ありませんが
硬貨の場合、2種類の金属を使うことで
偽造防止や補強対策がなされています

100円玉と50円玉は白銅
穴の開いた硬貨というのは、世界的に見ても多くはない珍しいタイプのようです
10円玉は青銅
5円玉は黄銅
1円玉はアルミニウム

硬貨は
ブランクを抜いてから
段差を付けたり
桐や竹の紋章を付けるためにプレス加工で造られています
場所は違えど、作業は同じなんですね~
工程を聞くと、俄然親近感が湧いてきます

(写真は日新産業の250tプレス機)

時代劇でおなじみの大判金はどうだったんでしょうか
重箱の下には・・・ウヒヒ、ってやつですね

プレス機械などなかった時代は、もちろん手作業です
金槌でトントン打ち付けたり彫ったりされていました
逆に同じものは造れないですね
一枚の大判金を造るのに、おおよそ 半日〜1日
一体、重箱に敷き詰めるほどの枚数であれば
どれだけかかったのでしょう・・・
金額以上の値打ちがありますね

ところで
現代のお札や硬貨はどこで造られているでしょうか?!

国立印刷局でお札、造幣局で硬貨を造っています

何となく、秘密基地のような極秘施設みたいなところで
造られていそうですが
なんと
滋賀に、西日本で唯一の国立印刷局 彦根工場があります
JR南彦根駅の近くです

そんな街中で造っていいんですか!?と少々驚きです

もうすっかり定着した新紙幣も彦根から誕生したかと思うと
なんだか、誇らしいですね

関西では、彦根の印刷局も大阪の造幣局も見学が可能です
造幣局では、大判金や出来立てホヤホヤの硬貨も見れるそうなので
是非行ってみたいです

日新産業も
各種、機械設備が揃っております
短納期対応のために様々な材料のストックもございます

板金加工・機械加工・樹脂加工、様々に承っておりますので是非弊社にお問い合わせください!

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