日本の卵消費量は世界トップクラス
大阪万博で凄まじい数の卵の展示を見られた方もいらっしゃると思いますが
日本人は生涯一人で約28,000個卵を食べているそうです
オムライスはケチャップで食べたい派のみよっちです
さて、壮大なお話からスタートです
地球は何でできているでしょうか?
割合から言って、ずばり!鉄です
理科で習いましたよね??
よく例えられるのが
地球の構造はニワトリの卵でいうところの、殻を“地殻”、白身を“マントル”、黄身を“核”と呼び
核を構成する成分は主に鉄と少しニッケルが混ざっていると考えられています

次に日本に焦点を合わせましょう
以前のブログでも掲載しましたが
日本では塊鉱石が乏しいため、
砂鉄を利用する「たたら製鉄」の開発に始まり
時代を経て、「官営八幡製鉄所」が作られることになります(現在の「日本製鉄 八幡製鉄所」の前身)
その後さらに開発が進み現在に至ります
日新産業におきましても、主要な材料、製品は鉄であります
会社立ち上げ当時も、鉄加工からスタートしました
地球には鉄の可採埋蔵量が他の金属と比べて格段に多いため
豊富な鉄のおかげで、人類は飛躍的な成長を遂げてきました
もう鉄無しには生きられません、必要不可欠なものとなってしまいました
なんせ
全ての溶接法が適用できる鉄は、加工しやすさNo.1
鉄道・鉄橋、船、大型建築物、自動車などに変わり大量消費され続けています
しかし、資源はいつか尽きてしまいます。それが遠い未来の話だとしても、
このままで良いはずはありません
では、今、何が取り組まれているでしょうか
例えば、
二酸化炭素の排出減らすために「鉄リサイクル」を進めること
ライフサイクル全体で見れば、鉄はほかの素材よりもエコ
鉄は分別のしやすさと、リサイクルしてもほとんど品質が低下しないという利点があります
そして
日本の鉄リサイクルは、世界的にも非常に進んだ仕組みと高いリサイクル率を誇っています
日本で発生する鉄スクラップは品質が良い、海外からの需要も高い
日本は多くの天然資源を輸入に依存せざるをえませんが
もしかしたら、資源を持たない日本でも輸入に頼らなくても良い時代がくのでしょうか?!
日本では様々なリサイクル法によりリサイクルすることが義務化されています
「資源の有効利用」と「環境負荷の低減」のためです
家電、パソコン、車などの買い替えの際に聞き覚えがあるのではないでしょうか
家電やパソコンなどは、不具合などの理由で戻ってきた製品を再検査し、新品同様に再生し、
定価より安く販売する取組を行っているメーカーもあります
EVの再利用も注目されています

そもそも電気自動車用蓄電池(EV電池)は、車での役目を終えた後でも、ほかの用途で十分使える性能が残っており
再利用先には、工場でも大活躍のフォークリフトや電動自転車、ゴルフ場のカートなどの車ほどの性能を必要としないものへ
さらには、工場や家庭で使う蓄電池、ポータブル充電器や踏切にも再利用されているようです
非常用電源として備えておくことも、今後さらに増えるのではないでしょうか
開発と再生は同時に考えていかなければなりません
大阪万博では、リユースやリサイクル、資源循環について多く学ぶ機会を得ました
11/9は地球感謝の日でした
日本が誇るモノを大切に長く扱う文化
時間をかけた丁寧なモノづくりからも学ぶことがあると思います
過去を振り返り、地球の未来について想いを馳せてみてはいかがでしょうか~

今年も日新産業ブログをご覧いただきありがとうございました
誰かの何かに少しでもお役に立てたでしょうか
来年も引き続きよろしくお願い致します
12/28から1/4までお休みさせて頂きます
よいお年をお迎えください
ではではー
